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石川で「希望の絆」コンサート――音楽隊・創価グロリア吹奏楽団が熱演

公開日:

能登半島地震の被災者らにエール

  

音楽隊・創価グロリア吹奏楽団による「希望の絆」コンサート。石川吹奏楽団と共に学会歌などを力強く(石川平和会館で)

  

音楽隊・創価グロリア吹奏楽団(渡邊楽団長)による「希望の絆」コンサートが2024年8月10日、金沢市の石川平和会館で開催された。これには、能登半島地震で被災した同志をはじめ、多くの市民や来賓が参加した。
 
1月1日、最大震度7を観測した能登半島地震では、各地で道路の寸断や、停電、断水が発生。12万棟以上の住宅が損壊し、多くの住民が避難生活を余儀なくされた。震災から7カ月以上がたった今もなお、慣れ親しんだ地に戻れずにいる人も多い。
 
コンサートには、金沢市内で生活する被災者をはじめ、被害の大きかった奥能登地域からも参加した。
 
開幕演奏は、懐かしのアニメソング。なじみあるメロディーに合わせ体を揺らす人も。続いてタイケ作曲の行進曲「旧友」を披露した。希望制の指揮体験コーナーの後、能登の復興ソングとして親しまれる「希空~まれぞら~」を軽快に奏でた。
 
さらに、石川吹奏楽団が友情出演。創価グロリア吹奏楽団と共に北陸の歌「ああ誓願の歌」等を演奏し、北陸の「同心」の友に勇気の調べを届けた。その後、演奏に合わせて、団員の代表が数々の名曲を熱唱。笑いあり、涙ありの一幕となった。
 
フィナーレでは「エル・クンバンチェロ」に続き、石川吹奏楽団と一緒に学会歌「威風堂々の歌」を力強く。迫力のサウンドに聴衆は拍手喝采で応えた。
 
来賓の村山卓金沢市長が、復興の心を強く持ち、共に地域の未来を開いていきたいと述べ、坂元北陸長があいさつした。
 
能登町の空林さんは頰を紅潮させて語った。「石川で、創価グロリア吹奏楽団の演奏を聴けて大感動です。温かく力強い音色に元気をもらいました。地域の復興の先頭を走る思いで、使命を果たしていきます」