2025.02.10
東日本大震災
データで見る復興支援活動
- ▼ 目次
- 会館への被災者受け入れ状況
- 会館被災状況
- 物的支援
- 人的支援
会館への被災者受け入れ状況
東北の被災3県および茨城県、千葉県の計42の会館で、地域の住民を中心に約5,000人を一時避難所として受け入れました。
主な会館の最大収容時人数は以下の通りです。
主な会館の最大収容時人数は以下の通りです。
※ 避難者のうち会員と非会員の割合は会館によりかなり異なりますが、宮城県の若林平和会館、古川文化会館など、大半が非会員で占められたところも多くありました。
【宮城県】避難会館総数:14会館
- 東北文化会館(仙台市)
- :約1,000人
- 若林平和会館(仙台市)
- :約600人
- 古川文化会館(大崎市)
- :約800人
- 石巻文化会館(石巻市)
- :約150人
- 石巻平和会館(石巻市)
- :約70人
【岩手県】避難会館総数:6会館
- 岩手文化会館(盛岡市)
- :約40人
- 釜石文化会館(釜石市)
- :約40人
- 一関文化会館(一関市)
- :約20人
【福島県】避難会館総数:9会館
- 福島文化会館(郡山市)
- :約200人
- 福島平和会館(福島市)
- :約150人
- いわき平和会館(いわき市)
- :約150人
- 相馬会館(相馬市)
- :約80人
- 原町文化会館(南相馬市)
- :約50人
【茨城県】避難会館総数:3会館
- 勝田文化会館(ひたちなか市)
- :約20人
【千葉県】避難会館総数:10会館
- 船橋池田講堂(船橋市)
- :約230人
- 旭文化会館(旭市)
- :約35人
一時避難所として提供された会館

会館被災状況
地震・津波による全壊、流失、焼失などの被害…なし
津波による浸水被害…3会館
※ その他の会館で一部損壊などの被害が報告されています。
津波による浸水被害…3会館
※ その他の会館で一部損壊などの被害が報告されています。
物的支援
主な救援物資
創価学会として合計約64万1,700点(2011年5月30日現在)を提供しました。内訳は以下の通りです。
- 簡易トイレ
- :約6万点
- 衣類(防寒着、シャツ、ズボン、肌着等)
- :約2万4,000点
- 寝具(毛布、布団等)
- :約4,700点
- 生活用品(介護用品[おむつ・尿取りパッド等])
- :約18万3,000点
- 飲料・食料品(おにぎり、ゼリー、果物、保存食、飲料、菓子、調味料等)
- :約29万6,000点
- 薬品類(風邪薬、胃腸薬、うがい薬、包帯等)
- :約4万600点
- 備品類(燃料[重油・軽油・ガソリン 約8,320リットル、発電機等]、
備品[血圧計、自転車、ホワイトボード、洗濯機・乾燥機、ポット、カセットコンロ、カセットガスボンベ等]) - :約3万3,400点
東北への主な物資輸送ルート
【北海道→岩手】
苫小牧等からフェリーで、7トン車、4トン車等で青森・新潟(秋田)に移動。陸送で宮古、釜石・遠野(大船渡・陸前高田)に輸送。
(担当:学会本部と契約関係にある企業のドライバー2名)
(担当:学会本部と契約関係にある企業のドライバー2名)
【東京→宮城】
東京にある管理倉庫から陸送により、4トン車で方面の災害対策本部のある東北文化会館に移動
(担当:同企業のドライバー1名)
(担当:同企業のドライバー1名)
【東京→福島】
東京にある管理倉庫から陸送により、4トン車で①福島文化会館 ②福島平和会館 ③いわき平和会館に移動
(担当:同企業のドライバー1名)
(担当:同企業のドライバー1名)
【新潟→宮城】
上記企業の4名が①2トン車1台、②4トン車1台、③現地手配のワゴン車の合計3台を使用してピストンで移動
【大阪→宮城】
関西方面の中心会館である関西池田記念会館から陸送により、4トン車で方面の災害対策本部のある東北文化会館に移動
(担当:同企業のドライバー1名)
(担当:同企業のドライバー1名)
義援金
2011年3月30、31日に、学会本部として義援金を以下の自治体に寄託した。
- 宮城県
- : 1億円
- 岩手県
- : 1億5千万円
- 福島県
- : 1億円5千万円
- 千葉県
- : 1千万円
- 茨城県
- : 3千万円
- 仙台市
- : 1億円
総額:5億4千万円
※会員個人からの義援金ならびに物資の受け入れについては、より効果的な支援のために、日本赤十字社などの専門機関を通じて行うよう、聖教新聞を通じて促しました。
そのため、創価学会として直接の義援金の受け入れは行っていません。
そのため、創価学会として直接の義援金の受け入れは行っていません。
<参考>
海外の創価学会インタナショナル(SGI)各国(16カ国・地域)からも以下の義援金が関係団体等へ寄託されました。
- 台湾
- 126,400 USドル
- 香港
- 266,528 USドル
- カナダ
- 10,383 USドル
- マレーシア
- 348,374 USドル
- タイ
- 49,538 USドル
- ブラジル
- 61,690 USドル
- インドネシア
- 20,475 USドル
- 韓国
- 153,621 USドル
- マカオ
- 12,491 USドル
- アメリカ
- 50,000 USドル
- シンガポール
- 573,669 USドル
- フィリピン
- 60,797 USドル
- インド
- 478,808 USドル
- スイス
- 10,000 USドル
- ペルー
- 8,000 USドル
- バラグアイ
- 7,843 USドル
総額:2,238,617 USドル (約1.8億円 ※2011年5月30日レート時点)
人的支援
ボランティア延べ出動人数(2011年6月20日現在)
①会館運営ボランティア
- 一時避難所運営(岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県)
- 約12,500人
- 帰宅困難者受け入れ(東京都)
- 約100人
- 合計
- 約12,600人
②物資救援
- 北海道(物資調達、輸送など)
- 約700人
- 山形県(物資調達、輸送など)
- 約400人
- 岩手県(内陸部からの物資調達、輸送など)
- 約240人
- 福島県(内陸部からの物資調達、輸送など)
- 約420人
- 青森県(炊き出し、物資輸送など)
- 約110人
- 新潟県(物資調達、輸送など)
- 約2,200人
- 首都圏(物資調達、輸送など)
- 約140人
- 合計
- 約4,230人
③清掃ボランティア
- 合計
- 約1,120人
④医療支援
- ドクター
- 約550人
- 看護師
- 約1,650人
- 合計
- 約2,200人
⑤音楽隊コンサート
- 東北
- 約200人
- 首都圏
- 約130人
- 合計
- 約330人
⑥ボランティアカット
- 美容スタッフ
- 約20人
- 総計
- 約20,500人
※数字は出動したボランティアの延べ人数です。
※この数字には宗教法人創価学会として行った復興支援業務に携わった職員数、及び海外の会員によるボランティア数は含まれていません。
※この数字には宗教法人創価学会として行った復興支援業務に携わった職員数、及び海外の会員によるボランティア数は含まれていません。