被爆証言集・反戦出版

およそ半世紀にわたって、取り組んできた反戦出版。広島創価学会としてこれまでに、14冊を刊行してきました。
近年では、終戦・被爆75年の節目に当たり、2019年から2020年にかけて、被爆者等から体験の聞き取りを実施。それらをまとめた証言集を、2020年秋に発刊しました。
75-未来へつなぐヒロシマの心へ
編著:創価学会広島青年部
発⾏⽇:2020年10月2日
発⾏元:第三⽂明社
被爆75年となる2020年、高校生が聞き取りを行った被爆・戦争体験証言と、高校生の感想をまとめた一冊。原爆投下の実相や福山空襲について学べる内容も収録。オリジナルキャラクター「ヘイワン」や「ヘイワッシー」も登場し、中高生が手に取りやすい一書になっています。
女性たちのヒロシマ-笑顔かがやく未来(あした)へ
編著:創価学会広島女性平和委員会
発⾏⽇:2016年11月18日
発⾏元:第三⽂明社
2度と悲惨な歴史を繰り返さないでほしいと、14人の女性が命がけで広島の被爆の実相を語りつぐ。託したい! いのちのバトンを。伝えたい! こころの叫びを──
全文英訳付き。(右開きは日本語、左開きは英文の構成)
家族から見た「8・6」—語り継ぎたい10の証言
編著:創価学会広島青年部
発⾏⽇:2015年11月18日
発⾏元:第三⽂明社
広島の青年たちが、原爆投下から70年の2015年夏、被爆者とその家族に被爆体験を聞き取った証言集。
後世に語り継ぎたい10編の記録を収録した。親から子へ、若者たちへ、核兵器廃絶への「ヒロシマの心」を継承する。
核兵器の悲惨さを世界に発信するため、全文英訳付きでの発刊。
(右開きは日本語、左開きは英文の構成)
男たちのヒロシマ-ついに沈黙は破られた
編著:創価学会広島平和委員会
発⾏⽇:2014年4月30日
発⾏元:第三⽂明社
証言者14人のいずれもが、70代から80代。これまでの人生で被爆に関して多くを語ることはなかった。
先の東日本大震災による福島第一原発事故を見て、重い口を開いた人がほとんど。
世界各国にも伝えられるように証言内容を英訳。
広島発の被爆証言集はこれで8冊目となる。
(右開きは日本語、左開きは英文の構成)
舞え!HIROSHIMAの蝶々-被爆地からのメッセージ
編著:創価学会青年平和会議
発⾏⽇:2003年8月6日
発⾏元:第三⽂明社
本書の発刊に際し、米国・核時代平和財団のクリーガー所長は次のことばを寄せている。
「核による惨劇の苦痛を被った人たちから、世界を継承し21世紀のリーダーとなる青年たちへの贈り物なのです」
”世界へ平和の風を巻き起こす蝶々たれ”との願いを込めて編まれたメッセージ集。
シリーズ出版
戦争を知らない世代へ
・『広島のこころ—二十九年』(1974年8月6日)
・『広島・閃光の日・30年』(1975年8月6日)
・『私が聞いたヒロシマ—高校生が訴える平和への叫び』(1975年8月6日)
・『広島の願い—高校生と被爆三十一年』(1976年11月3日)
・『広島の炎—三十二年めの証言』(1977年4月15日)
戦争を知らない世代へⅡ
・『郷土部隊その慟哭の日々—福山出征兵士の証言』(1983年8月15日)
・『もうひとつの被爆碑—在日韓国人被爆体験の記録』(1985年5月3日)
平和への願いをこめて
・『ヒロシマの心・母の祈り』(1982年6月7日)
・『ヒロシマ「平和への出発」 ジュニア版』(1987年8月6日)
平和・文化・教育