沖縄研修道場 ※どなたでも見学できます

かつてここにあった核ミサイル基地は
平和を考える場所に生まれ変わりました
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ミサイル発射台の様子

恩納村にある創価学会沖縄研修道場は、かつての米軍「核ミサイルメースB基地」跡地に建設されました。

太平洋戦争で凄惨な地上戦が繰り広げられた沖縄では、12万人余の県民を含む、約20万人が犠牲に。日本の主権回復後も、沖縄はアメリカの統治下に置かれ、東西の冷戦を背景に、大規模な米軍の基地が、次々と作られました。1960年代、広島原爆の70倍の威力を持つ核ミサイル「メースB」が4つの基地に配備。恩納村のこの場所は、その一つでした。

現在の「世界平和の碑」

1976年、恩納村のミサイル基地跡を含む土地を創価学会が取得。研修道場として整備を開始。
1983年3月、池田先生が、沖縄研修道場を視察。「永遠に残そう。『人類は、かつて戦争という愚かなことをしたんだ』という、ひとつの証として」との提案で、敷地内に残っていたミサイル発射台は、6体のブロンズ像が建つ「世界平和の碑」へと生まれ変わりました。

基地の内部は展示室とし、メースBミサイルの模型、核の脅威を伝える展示、戦争体験者本人が書いた沖縄戦の絵などを展示。一般の方にも広く公開し、世界中から見学者が訪れています。
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道場紹介

沖縄池田平和記念館付属展示室
ミサイル発射台の形状を残した「沖縄池田平和記念館付属展示室」では、この地に核の脅威があった史実とともに、研修道場に込めた平和への思いを展示で紹介しています。
当時の状況を残した「地下司令室」
ミサイル発射台の地下司令室は当時のままの状態を残しており見学が可能です。2017年にNHKスペシャル「スクープドキュメント沖縄と核」、2019年にはTBS「報道の日2019」の番組で紹介されました。
「沖縄戦の絵」展
「戦争の真実と、犠牲者の声なき声を後世に残したい」と、沖縄創価学会では1981年から沖縄戦の体験者に「沖縄戦の絵」を描いてもらう運動を開始。研修道場では常設展示を行っています。
特別展示 「池田先生と沖縄健児」
池田大作先生は「戦争で最も苦しんだ沖縄が最も幸福な天地に」との思いで昭和35年に初来島。昭和39年には小説『人間革命』を沖縄で書き起こしました。池田先生の沖縄での足跡を紹介する展示です。

基本情報・アクセス

お知らせ
「沖縄研修道場」では長期間の改修工事を行います。
つきましては、「自由見学会」を2024年1月11日から『休止』とします。
なお再開時期は2025年1月ごろを予定しております。
所在地
〒904-0412 
沖縄県国頭郡恩納村谷茶1172
電話番号
098-982-3030
受付時間
10:00~16:00
開館期間
年末年始を除く、通年(火曜日は休館日)
年末年始の休館期間については直接、沖縄研修道場にお問い合わせ下さい。
交通案内
お車で
那覇から高速道路・沖縄自動車道利用(石川.C下車)で約60分。石川.Cを出て右折し、国道58号線に合流後、名護市向け直進。リザンシーパークホテル(進行方向左手)通過後すぐの信号で右折、約400M直進左手。
路線バスで
「那覇バスターミナル」から20番名護西線名護バスターミナル行「谷茶の丘」で下車(所用約95分)、徒歩5分
平和・文化・教育