平和建設への誓いを新たにする伝統の「青年不戦サミット」。

2023年は、8月19、20の両日、沖縄で開催。
これには池田大作先生がメッセージを贈り、青年が「核兵器のない世界」へ、不撓不屈の潮流を今再び、広げてほしいと念願しました。1日目の19日、参加者は、初めに読谷村の自然壕「チビチリガマ」を見学し、沖縄戦の悲惨な歴史を目の当たりにしました。その後、かつて米軍の核ミサイル「メースB」の発射基地があった恩納村の沖縄研修道場へ。
夜には沖縄国際平和会館で、各地の平和運動の取り組みを共有し、今後の運動を展望しました。参加者同士のディスカッションでは、活発な議論を通して、平和建設への決意を深めました。

翌20日は、沖縄戦最後の激戦地となった糸満市の南部戦跡へ。池田先生も平和への祈りをささげた摩文仁の平和祈念公園を訪れ、「平和の礎」へ、不戦の誓いを込めて献花を行いました。
その後、ひめゆり平和祈念資料館を訪問。「ひめゆりの塔」の前で、戦争犠牲者へ黙とうをささげ、世界の平和・安穏を祈念しました。そして、ひめゆり学徒隊の生存者の証言映像を用いた「平和講話」を聴講。学友を次々と失った生存者の切なる声に皆、真剣に耳を傾けました。