長編詩

平和の鐘 虹光る長崎

1988年10月2日、「世界平和の日」を迎えたこの日、 池田大作先生は、長崎の友に長編詩「平和の鐘 虹光る長崎」を贈りました。この長編詩は、長崎創価学会の平和運動の指標となっています。
愛する長崎の同志に贈る
平和の鐘 虹光る長崎 (抜粋)
ああ 長崎の友よ
大いなる正義と勇気の心のままに
凜然と立ち上がり
凱歌の烈日を仰ぎゆくのだ

平和は
決して与えられるものではない
自らの意志で
自らの手で
額に汗し 語り 動き
岩盤をこぶしで砕くが思いで
戦い 勝ち取るものだ

わが心の平和図には
常に長崎があり
あなたたちの雄姿をば
思いえがいて
私は 平和旅を続けた

持続は力だ
蓄積は力だ
一つ一つの行動の積み重ねは
着実にして 間断なき
信念の歩みは
必ずや 壮大な理想の虹を
人類の頭上に懸けゆこう
一波が万波を呼ぶように
波浪が巌を削るがごとくに

ピース・フロム・ナガサキ
長崎こそ
永劫の平和の故郷だ
生命の光彩輝く
歓喜のスクラムを組みつつ
この街に あの丘に
世界の空に
高らかに また 高らかに
平和の鐘を打ち鳴らすのだ

高らかに また 高らかに 平和の鐘を打ち鳴らすのだ


昭和六十三年十月二日
 学会本部平和会館にて
  世界平和の日にちなんで
         桂冠詩人

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平和・文化・教育